2006/09/28

「向うが先に悪事を仕掛けてきたことゆえ...」(メネラーオス)


ささ、皆さん集合、本日より首相就任会見の揚げ足取りの始まり。

いかにも、御仁、先生、諸君、紳士淑女に皆の衆、「思います」というのは世の常、人の常ではござりませぬか。
自信の在る無きかかわらず、「思います」というのであれば、いやそれまでのこと。その御方はそう「思っている」のですから。
「しっかり」という物言いも分かってあげぬとは、それはいかにも不憫というもの。
精一杯の言葉ゆえ、美し・いつくしき「シカリ」との言の葉ゆえ、慈愛をもて見守ろうではござりませぬか。
それでも駄目だというのであらば、実験をしてみても良かろうもの。

すべての「思います」を「存じます」と入れ替え、はたまた、あんこたぷりの「御座候」でも構わない。
あるいは、ペダンチークな調子に替えて、「...だ」「...ならない」「...にしくはなし」「...あれかし」としてもよい。
より奇天烈さがお好みとあれば、「ぶら下がり」の時、画面に毎回映る首相用に「鼻毛・鉢巻き・腹巻き・ステテコ」半透明スクリーンをかぶせて、語尾には「...ナァのだ」「...でイーイのだ」という声を流してみる。そして「シンゾウに毛が生えた」という1秒ごとに点滅する効果的テロップ。

きっとこれで、にわか保守派は震え上がること間違いなしナァーのだ。